日増しに春の日差しを強く感じ、芽吹きの晴れやかな季節を感じますが、この時期となると、花粉症の方にとってはとてもつらい時期となりますね。
花粉症に効果の期待出来る食材としては、レンコン、青背の魚、ヨーグルト、しそなどが知られていますね。また、最近では、レーザーでの花粉症対策の治療もあるようですね。医療の進歩を感じます。
そして、陰陽五行説をもととした、中医学での漢方の世界でも花粉症に有効な処方があるとのこと。
日本での漢方処方では、「この症状にはこの漢方薬。」といううように西洋医学のような処方が多いようですが、中医学の世界では、各個人それぞれの体の状態「証」を見極め、それによって処方がされるとのことです。
脈の状態や舌の状態のほか、五感を使い患者の状態から「証」を見立てそれに見合った処方をするとのことです。同じ症状でも人によって違う漢方薬が処方されたり、違う症状でも同じ漢方薬が処方されたりすることもよくあることのようです。とっても奥が深いですね。
なんといっても自然のもので構成されたお薬?で、マイルドで副作用が少ないといわれる漢方薬ですが「証」に合えば切れ味鋭いシャープな効用があるそうです。実感された方も多いのではないでしょうか。