私は小学校の卒業式での「呼びかけ」が記憶に残っています。
当時の「呼びかけ」は、学級ごと、または学年全体で拍子をあわせ、ご家族や先生方や同じく卒業する友人たちに向けての言葉でした。新築の体育館で何回も何回も学年全体で練習していたことを今でも鮮明に覚えています。
聞くところによると、最近は一人ひとり順番に「呼びかけ」をするそうですね。苦手なお子さんもいらっしゃるでしょう。緊張が先立ってしまうのはもったいないなぁと思います。小学校生活6年間の感慨をより感じてほしい、この一瞬一瞬はすでに過去のとなるのだから。最後の小学校生活を楽しんでほしいとおもいます。
前日までの騒がしくも活気のある。いつもの朝とは異なり、その日は少し様子が違う。先生やいつも騒がしい友人たちもどことなく寂しげな様子が滲んでいます。
静寂が響く空気感。とても心に残っています。
「卒業」は「出会い」の始まり。これも「一期一会」ですね。
素敵な言葉ですね。NPO法人等、いろいろな場所で行われる手相鑑定会に参加させて頂いておりますが、これも「一期一会」その方の今後の人生に関わる瞬間であることを常々肝に銘じて臨んでいます。
その出会いを大切にしたいと、いつも思っています。