先週は、夏日の地域が出るほどの春とは思えないような温かいも日が続き、近くの学校では桜の花はすでに満開で、少し散りかけているほどでした。加えて週末の雨と、今年は花びら舞う入学式にはならなかったかもしれませんね。
それを予想してか、その学校では桜が満開の時に、ちらほらとかわいらしいランドセルを背負う子供たちがいました。やはり、入学といえば桜の花の満開の下なのでしょう、撮影会が行われていました。葉桜の下での入学写真もいいのでは?と思いましたが、両方あるのも面白いですね。どちらにしても、新たな門出を祝う気持ちに変わりはありません。
さて、ニュースの天気予報では、雨の日を「ぐずついた天気」といいますね。「天気が悪い」と言わないのはご承知の通り、各人により雨が降ることが良いのか悪いのか、それぞれ違ってくるからですね。
見方を変えることにより、どんな苦難もプラスに変えられる。何時でもそのように感じ取れるようになりたいです。それが好運へのはじまり、きっかけでもあります。
易の卦で、「風地観」という卦があります。これは、「眺め」「ありさま」という意味があります。地上に風が吹く様子を表し、その存在は目に見えなくても、肌で感じたり、草木の揺れる姿を観て状況を読むことができます。時の流れや、変化を感じ取り、洞察することが大切であると説いています。「風地観」の意味をいつも心に持ち続けたいと思います。
(写真は、算木(掛の符号を表すもの)で「風地観」を表しています。)