(人物)
女性にとって子供を表します。
(象意)
読んで字のごとく食べる神として「衣食住」を司ります。吉星の中でも特に大切な星として扱います。
食神の意味するところは、技術、芸術、学問、風流、食禄福寿、福運、事業の安定発展を表します。食神とは比肩(自分)から生まれたものであり、財星を生むので財の根になります。
細かいことにこだわらず、おおらかで明るい星です。金銭を生み、気前のいいところもあります。気楽で遊ぶことが大好き。依頼心がつよく、飽きっぽいところもあります。あまり物事を深く考えず行動したり発言したりする面もあります。
自星(比肩・劫財)から生まれ、財星(偏財・正財)を生み、印星(偏印・印綬)から剋され、官星(偏官・正官)を剋します。七殺の関係で偏官の凶意を押さえます。
四柱に食神があり、凶暗示がなく、財星とともにあれば、財福富み栄えると見ますが、二つ以上食神があると、仮傷官の働きをして凶星となります。特に偏印があると共に働き凶星となり吉星としての力はなくなります。