(人物)
女性にとって男性・夫を表します。
男性にとって、仕事・子供を表します。
(象意)
仕事を大事にし一生懸命取り組み、一生仕事に携わる星。何事にも積極的で行動力があり、良く動くエネルギッシュなタイプ。
好き嫌いが激しく、闘争的で短気なところがあり。枠に収まらない性格で親分肌。面倒見が良いところがある。じっとしているのは苦手で、常に動いていることで発展します。用心深く、一途で、柔軟性に欠けるところもあります。
偏官は七殺の関係で日干を剋します。その凶意の強さから、別名七殺とか官殺とも呼ばれます。単独であれば非常に凶災を発揮します。自我独尊、粗野、粗暴性も持ち合わせています。
反対に権威と決断力、先見性、剛直にして聡明な部分も持ち合わせており、印綬と同柱すれば一代にして事業を成し名誉を得る運となります。他の星との関連により吉凶が激しく変わることから、傷官と同じように、看命には特に注意が必要な星です。
変化の激しい仕事に向きます。決断力に優れるため、会社では管理職などの適性もあります。
偏官は、財星(偏財・正財)から生まれ、印星(偏印・印綬)を生み、泄星(食神・傷官)から剋され、自星(比肩・劫財)を剋します。
偏官がその強烈な力を吉に転じて発揮するには、食神を伴うこと、干合し羊刃が一位つけば非凡にして権威があり強運の持ち主といわれています。
偏官、正官が共にある女性は再婚相とか男運凶とか言われますが、相性が良ければ凶とならずカバーされます。