四柱推命では、「生まれた日の干支を特に重視します」と、以前の記事でも書きました。特に生まれ日の「干」がその方の性格をよく表すといわれています。
この「干」には十種類あり、陰陽五行説による「木、火、土、金、水」の「陰と陽」に、それぞれが当てはめられ、方角や季節を表すのに使われていました。
木 「甲(きのえ)」は陽の木。
「乙(きのと)」は陰の木。
季節・春 方角・東
火 「丙(ひのえ)」は陽の火。
「丁(ひのと)」は陰の火。
季節・夏 方角・南
土 「戊(つちのえ)」は陽の土。
「己(つちのと)」は陰の土。
季節・土用 方角・中央
金 「庚(かのえ)」は陽の金。
「辛(かのと)」は陰の金。
季節・秋 方角・西
水 「壬(みずのえ)」は陽の水。
「癸(みずのと)」は陰の水。
季節・冬 方角・北
このように「干」は10個あり、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸 の10種類(十干)となります。
次回からは、それぞれの干についての象意を説明していきましょう。