• 四柱推命などの占術により運勢の流れを読み取り、好運に向けてのお手伝いをさせていただく鑑定師のサイトです。

     

    十二運について、それぞれの性情や概略を記述してきましたが、その方がもともと持っているものの強弱がよくあらわれ、宿命を推命していくうえで重要な要素となります。まとめてみましょう。

     

    • 強・・・建・帝・冠・長 (長は比較的穏やか)
    • 中・・・胎・養・墓・沐 (胎はエネルギッシュで「強」に近い)
    • 弱・・・衰・病・死・絶 (絶は華やかで弱くない)

     

    さて、十二運の出し方には年干・月干・日干・時干からそれぞれの支を見て、十二運を割り出す方法と、日干から年支・月支・日支・時支のそれぞれを見て十二運を出す方法があります。

     

    豐占塾では後者の方法を採用します。そして、命式全体でどのように十二運の星が並んでいるか?弱い星ばかりですと、控えめで自分を押し殺すタイプでストレスをため込むほうだとか、強い星ばかりですと、他者からの束縛や頭を押さえつけられるようなことを苦手とし、自営や独立向きだとかを見ていきます。

     

    特に日柱の十二運がその方の性情に大きく関係しているとします。例えば日柱に「帝」が出ていると、かなり強い星を持つと見ます。

     

    また、大運(10年ごとに変わる運勢)や行運(毎年ごとの運勢)にめぐる通変星と十二運の関連もあります。その場合には通変星との意味合いを看命していきます。

     

    あくまでも単独で見た場合ですが、例えば、傷官・絶の年は「何事にも注意が必要で、離職、転職などの仕事面や子どもの事での苦労があり、けがや事故、病気に特に注意する事」などです。

     

     

     

    十二運の強弱